マンション大規模改修工事の「長期修繕計画」 | リノベーション 大阪

マンション大規模改修工事の「長期修繕計画」

一般的にマンションでは10～15年ごとに大規模改修工事が必要だといわれています。大規模改修工事には多額の費用がかかるため、いつどこを修繕するのか、費用はいくらかかるのかなどを「長期修繕計画」として作成します。長期修繕計画は、初期の段階で売主である不動産会社が作成するのが一般的です。
マンションの外壁や給排水設備、照明器具、エレベーターなどは、どの部分がいつごろから劣化してくるかがわかっているため、長期修繕計画があれば、適切な時期に大規模改修工事を行うことができます。

管理費や修繕積立金はできるだけ安い方がいいと考えがちですが、あまりに安すぎるのも考えものです。その分、管理が手薄になったり、適切な時期に大規模改修工事がなされなかったりする可能性があるからです。また、管理費や修繕積立金は将来的に増えると考えておいた方がよさそう。その際、いついくら増えるのかを事前に知っておくことで、家計への負担を軽減することができます。

特に修繕積立金は、当初から大幅に増えたり、10年ごとに一時金が発生したりすることもあり、注意が必要です。修繕積立金が将来的にいくらになるのかは、長期修繕計画に記載されています。事前に確認するようにしましょう。