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中古マンションの住宅ローン


中古マンションの住宅ローン

中古マンションの購入ももちろん、住宅ローン(民間金融機関の変動型、固定型、「フラット35」など)を組むことができます。ただ、購入前に注意しておいた方がよい点もあります。

中古マンションは築年数に注意

まず注意したいのが、中古マンションの築年数です。比較的新しいマンションであれば問題ないのですが、古いマンションの場合、35年ローンが組めないことがあります。
また、「フラット35」を利用する時は、そのマンションが住宅金融支援機構の基準に適合している建物かどうかの検査が必要です。ただし「中古マンションらくらくフラット35」に登録されていれば、手続きの一部を省略することができます。登録状況は「中古マンションらくらくフラット35 物件検索」から検索してみてください。

リノベーション費用も住宅ローンに組み込める!?

中古マンションの場合、仲介手数料が必要になってくるため、購入時にかかる諸経費は価格の6~10%となります。また、リノベーションの費用も合わせて必要になってくるため、現金がないと中古マンションの購入は難しいのではないかと思われるかもしれません。

中古物件のリノベーション諸経費

確かに数年前までは、中古マンションをリノベーションする際は、マンション購入費用は住宅ローン、リノベーション費用はリフォームローンと分けて借りなくてはなりませんでした。しかし最近では、マンション購入費用とリノベーション費用、両方合わせて住宅ローンの対象になる金融機関が多くなってきています。これによって中古マンションを購入しリノベーションをされる方も、長期間のローンが組めるようになりました。
また、大手の金融機関で融資が下りなくとも、地方銀行では可能な場合もありますのでいくつかの金融機関に確認してみましょう。

住宅ローンとリフォームローンの違い

まず、住宅ローンは物件に「担保設定」をします。「担保設定」とは、金融機関から借りたお金が返せないときは、購入物件をお金の代わりにとられますよ、という手続きをすることです。その分金利が安く、最長35年ローンが可能、借入金の上限が高額であるという特徴があります。
いっぽう、リフォームローンは公的融資と民間融資の2つに分けられます。
公的融資には住宅ローン同様「担保設定」が必要で、高額を長期間借りることができますが、工事内容に一定の条件があります。
民間融資は「担保設定」が必要なものと必要でないものを選ぶことができます。「担保設定」が必要でないものについては、借入金が500万円以下など少額となり、それを15年といった短期間で返済しなければなりません。さらに、住宅ローンより金利も割高です。

中古マンションの住宅ローン


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